ノーリミットホールデムについて
ポーカーは大きく分けて、ホールデム系(オマハが含まれる)、スタッド系、ドロー系と3つに分けられます。
ボーカースターズではたくさんのポーカーのゲームが楽しめます。
日本では5カードドローがよく知られていますが、ノーリミットホールデムが世界で最も人気のあるゲームです。オンラインポーカーを始めるなら、ぜひノーリミットホールデム(NLHD)からプレーするのをお勧めします。
ノーリミットとはテーブルに持ち込んだ範囲内ならベット(賭ける)額に制限がないということです。フィックスとはベット額が決められていることです。ポットリミットでは、ベット額がポットの大きさに制限されます。
ポジション
ノーリミットホールデムをプレーする際は、ポジションが重要です。ポジションとは、プレーヤーがテーブルのどの位置に座っているかの場所です。
上の図において、緑色の座席をアーリーポジション、茶色の座席をミドルポジション、オレンジ色の座席をカットオフ、黄色の座席をボタン、青色の座席をスモールブラインド(SS)、赤色の座席をビックブラウンド(BB)と呼びます。
第1ベッティングラウンド(プリフロップ)では、アーリーポジションからベッティングが行われ、第2ベッティングラウンド(フロップ)から第4ベッティングラウンド(リバー)までは、SSからベッティングが行われます。
ポーカーは非完全情報ゲームに分類されます。後にプレーする方が、相手の行動を見てから決断をくだせるためより多くの情報が得られます。そのため、フロップ以降最後にプレーできるボタンが最も有利です。
SSとBBはブラインドという強制的なベットに加えて、フロップ以降は全て最初か最初から2番目にプレーしなければならないので非常に不利です。
ポジションによりプリフロップで参加できるハンドの範囲が違ってきます。このハンドの範囲をスターティングハンドといい、プレースタイルによって人により大きく異なりますが、ボタンではたくさんのハンドをプレーできます。しかし、アーリーポジションではポジションがないため、プレーできるハンドが限られてきます。
SS とBB では、すでにブラインドを置いているので、安い値段でポットに参加できます。そのため、ブラインドディフェンスと言って、自分のブライドを守ることも重要です。
プレースタイル
プレースタイルには大きく分けて、4つあります。
タイトアグレッシブ
スターティングハンドを絞り込み、あまり多くのポットに参加しません。しかし参加するときはアグレッシブにベットやレイズ(誰かが参加した後に掛け金を増加させること)をしていきます。
初心者はこのプレースタイルから始めるのが一番良いと思います。なぜなら、後から述べるタイトパッシプやルーズパッシブはポーカーでは勝ちづらく、ルーズアグレッシブは勝てるプレースタイルなのですが、非常にスキルが必要とされるからです。
ルーズアグレッシブ
プリフロップにおいて、非常に多くのハンドで参加します。またアグレッシブにベット、レイズをしていきます。多くのハンドで参加しているため、相手からすると持っているハンドを絞り込むのが難しく、非常にやりづらいです。高度なスキルが要求されるため、初心者がこのプレースタイルをとるのは難しいです。
タイトパッシブ
あまり多くのポットに参加しません。また積極的にベットするのではなく、チェック(自分にアクションが回ってくるまで、誰もベットしていない時、自分もベットせず、次のプレーヤーにアクションを回すこと)やコール(誰かがベットしたのと同じ金額を自分もテーブルの上に置くこと)をします。
ポーカーでは自分のカードより相手のカードが強い時、ベットして相手をフォールド(自分には勝つ見込みがないと判断しおりること)させることが大切です。また自分より弱いカードを持っている相手にベットして相手にコールしてもらうことが大事であるため、このプレースタイルでは勝つのが難しいです。
ルーズパッシブ
これはフィッシュと呼ばれ、いわゆるカモです。たくさんのポットに参加し、相手のベットに対して、大した手を持っていないにも関わらず、コールしてしまいます。
テーブルにこのようなプレーヤーがいたら嬉しいのですが、自分がこのプレースタイルをとるべきではありません。